システム基盤
 システム要求
 エンタープライズ 
 分類
 支える技術
 仮想化技術の利用
 Web_SVの稼働率
 DC&クラウド

 システム基盤(インフラ)
 ・アプリケーションを動かすソフトウェアとハードウェア
ソフトウェア
OS
ミドルウェア
ハードウェア
サーバ
ストレージ
ネットワーク
付帯設備

 システム要求とインフラ
 ・インフラはシステム要求の実現に不可欠
 ・システム要求
機能要求
業務の実現に係る要求で、業務の機能そのものを示す。 
多くの場合、アプリケーションで実現可能 
非機能要求
機能要求以外の要求
多くの場合、グレード化したインフラ機能で実現可能 

 エンタープライズサーバー
 ・ネットワークサービスを行うコンピュータの中で信頼性に重点を置いたシステム
企業などで利用する。
 ・エンタープライズのサーバーベースでのグレード化
キャリアグレード
最上位(インフラ系や公共サービスなどで要求)
エンタープライズグレード
一般グレード
 ・サービス側から見た場合、「サービスレベル」という形で表現
サーバを止めてしまうようなクリティカルな故障が起きにくい工夫
故障が起きてもすぐに復旧できる仕組み
 ・PCアーキテクチャでは、サーバーもクライアントも基本アーキテクチャは同じ

 (エンタープライズサーバーの)三つの視点からの分類
 ・構造
筐体や拡張のための内部構造
タワー型
ラックマウント型
ブレード型
モジュール型
コンテナ型(大規模クラウドなどで使用)
 ・(コンピュータ)アーキテクチャー
CPUアーキテクチャ
OS
仮想化ソフトウェアなど
 ・構成
単一サーバー
ホットスタンバイ
負荷分散
マスタースレーブ
ストレージサブシステムなど

 信頼性を支える技術
 ・最新プロセッサーのRAS機能、RASIS機能
汎用機からの引継ぎ
CPUに関するRAS機能
メモリに関するRAS機能
I/Oバスに関するRAS機能
リモートメンテナンスに関するRAS機能
 ・メモリーの高速化と信頼性の向上
メモリーの階層
キャッシュメモリー(スタティックメモリー)
メインメモリーより速い、複数回呼び出すとき便利
メインメモリ(一次記憶、ダイナミックメモリー)
外部記憶(二次記憶、磁気記憶など)
DDR(Double Data Rate)方式で高速化
高速大容量化で必要なリフレッシュ時間の短縮を図る。
規格参考
ECC機能
 ・ストレージとRAID技術
RAID
 ・電力
ATX電源(標準的なPC用電源)
全体へのDC供給
UPS
常時インバータ供給方式
常時商用電源供給方式
 ・温度管理
クロック周波数の向上で処理能力を高める→マルチコア/マルチスレッド
PUE指標
エアフローによる熱対策
 ・モニタリング技術
モニタリング用専用チップ(システム管理プロセッサー)
遠隔監視
BIOSの起動画面など
遠隔制御
BIOSの設定変更を行いリブートなど
 ・リモートサーバ管理機能
ハードウェアを併用したリモート管理ツール
TVの電源をリモコンでONと同様
KVM(キーボード・ディスプレイ・マウス) over IP スイッチ
OSの稼働状況に関係なく操作できる。
 ・仮想化技術

 仮想化技術の利用
 ・メリット
ハードウェアに対するサービス実行環境の独立性が高い
スケールアップが容易
マイグレーションや代替え機による実行が容易
 ・OSを仮想マシン上で動かしても十分なパフォーマンスが得られる。
 ・素早いプロビジョニングが可能
 ・システム負荷増加への素早い対応が可能
 ・デメリット
性能面でのオーバーヘッド
周辺のネットワークやストレージ
 ・リアルタイム処理やCPUの効率を限界まで高める場合は物理マシン

 Webサーバの稼働率
 ・CPUや回線の帯域幅
 ・メモリ容量で規定される同時接続数
 ・スラッシング(Thrashing)

 スケーラビリティ
データセンター(自社サーバー)との使い分け 

 データセンターとクラウド
クラウドデータセンター