パフォーマンス
 状況とは
 行動と状況
 改善できない
 問いかける
 吟味する
 ごまかし
 デフォルトの未来
 未来に基づく言葉
 発明した未来
 宣言
 集団の未来の生成

 パフォーマンス
 ・人は成果を出すため(成果や、問題を改善するために)行動を起こす。
 ・パフォーマンスは、成果を得るための行動の質や量に関したもの。
 ・パフォーマンスは、行動目標ともいえる。
 ・パフォーマンスは、努力次第で達成可能。(成果は努力しても得られるとは限らない。)
 ※問題:「ダイエット」「依存症」「恋人や家族との不仲」「先細りの会社」

 状況とは
 ・心の起き方、心の状態や体験など、心の状況に関していう。(周りの状況とは区別する。)
 ・レベル付けする場合がある。(デビット・ローガン)

 行動と状況
 ・その人がその行動をとるのはなぜか?
    その人の状況がその行動をとる。
 ・その人の状況がその行動を取るように起きているのであれば、
  「パフォーマンスは(も)、本人に状況がどのように起きているかと相関する。」と言える。
 ・成果を変えるためには行動を変える必要がある。
 ※相関: 一方が変われば他方も変わる、あるものの影響を受けてかかわり合っている。

 改善できない
 ・行動は結局、反復する。
 ・なぜ改善できない?
    失敗も成功もするが、常に状況(心の起き方)を変えず戦い続けている。
 ・どうすれば改善できる?
    彼らの未来を決定づけているものを探し出し、一掃して、新しい未来を作ればよい。

 道理に合わない行動をとる人への問いかけ
 ・その人に状況がどのようなものとして起きているか、洞察する。
 ・ 言われてないが無自覚の内に伝わっていることを探し出す。
 ・人が言葉のこの部分への作用の仕方を見つけられたら、未来は変えられる。

 言葉にして公の場で吟味する
 ・個人、グループ又は組織に混乱を招いているのは、ほとんど「言われていないこと」。
 ・「言われていないこと」に触れ、はっきり述べれれば、未来は開き始める。
 ・吟味する時に捜す形や対象は、「内なる声」と「ごまかし」。
 ・「ごまかし」の状況のばかばかしさを認識し、「言われていないこと」を一掃する。
    言われていないことを言って、それを扱うことで成し遂げる。

 ごまかし
 ・ごまかしの要素
    しばらく継続する不平、不満と、ともに現れる振る舞いのパターン
    不平、不満を継続させる儲けと、振る舞いの代償

 デフォルトの未来
 ・自分の進路を変えるために何か抜本的なことをしない限り、デフォルトの未来。
 ・デフォルトの未来は、その人の体験の中にある。

 未来に基づく言葉
 ・言葉には2つの異なる用法がある。
 ・未来に基づく生成的な言葉は、いろいろな力がある。
 ・未来に基づく言葉は、過去や現在にとらわれない。
 ・未来を書き換えることで、状況の起き方を劇的に変換する。

 デフォルトの未来から自分が発明した未来への移行
 ・今自分が向かって生きている未来を空にする。
 ・物事が自分の行動を左右しないように、過去からの物事を完了する。

 未来に基づく言葉のもう一つの形「宣言」
 ・可能な未来を今存在させる。

 集団における新しい未来の生成集団のリーダーシップ
 ・未来を可能にする会話
 ・関与する全ての人に
 ・言葉でコミット


 ※人の行動の量、質、又はバリエーションのどれかが変わらない限り成果は変わらない。
 ※自分自身に投資しリスクを冒すことなくして、未来を書き換えることはありえない。
 ※条件が整えば、ほとんどの人はみんな有能な人材レベルの成果をあげることができる
  (ギルバート)
 ※高い成果が上がるように従業員の行動を変え、組織全体の成果及び業績を向上させる。
    パフォーマンスが低い原因は何か。
    パフォーマンスを改善のための促進要因と阻害要因
    どうやって従業員の行動を変えるのか。