Index ISO ISO21500 ツールと技法 | 契約タイプ |
定額契約(Fixed Price Contract) ・完全定額契約(FFP契約) 作業スコープが変更されない限り、価格は変わらない。・定額インセンティブ・フィー契約(FPIF契約) 評価指標の達成度合いに応じたインセンティブが設定される。 目標コスト,目標利益,共有率,上限金額を契約で定義する。・経済価格調整付き定額契約(FP-EPA契約) 経済状況の変化を支払い価格に反映させる。実費償還契約(Cost Reimbursable Contract) ・作業にかかった実コストに、納入者の利益相当分を加えた金額を支払う。 購入者側に多くのリスク ・コスト・プラス定額フィー契約(CPFF契約) 作業にかかったコスト分に加えて利益分を定額として支払う。・コスト・プラス・インセンティブ・フィー契約(CPIF契約) 作業にかかったコスト分に加えて、目標の達成度合いに応じたインセンティブを設定して支払う。・コスト・プラス・アワード・フィー契約(CPAF契約) 作業にかかったコスト分に加えてアワード・フィーが支払われる。 アワード・フィーは契約で定義される。 パフォーマンス基準を達成したかどうかは購入者が判断し、納入者は不服を申し立てられない。タイム・アンド・マテリアル契約(T&M契約) ・実費償還型と定額型の両面を持つ複合型 ・要員の時給などの作業単価や資材単価を事前に取り決める。 ・契約額が増大するリスクがある。 ・コストが無制限に膨張するのを防ぐために、価格の上限、期限の設定を必須とするケースが多い。 ・成果物が完成しなくても支払いの義務が生ずる。 →成果物がスケジュールどおり進行しているか監視することが重要 |
All Rights Reserved. Copyright (C) ITCL |